勤労感謝の日の由来は?介護職は知っておきましょう!戦前までは新嘗祭の日でしたが・・・ [介護・福祉]
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もうすぐ11/23 勤労感謝の日ですね。
仕事が出来る事、物が作られる事を幸せに思い、国民が互いを感謝する日です。
昔から何となく「今年も一年お疲れさまでしたー年末まで、もう少し頑張りましょう~」とくらいに思っていましたが、元々の由来があったのですね。
介護関係で年配の方に接していると、未だに11/23を「新嘗祭」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
それは、戦後までは元々 11/23 は「新嘗祭」という祭日だったからですね。
新嘗祭って何するの?と思うかもしれませんが・・・
一年間の五穀豊穣を祝う日、つまりは収穫祭ですね。
新嘗祭の起源は古事記で天照大神(アマテラスオオミカミ)が行った記録もあり、とても起源的には古いのですね。
日本では、皇室の年号で皇紀2600年以上経ちます。驚くべきことに、日本の皇室は世界の皇族の中で一番長く続いているのも驚きです・・・。
ちなみに現在の西暦に660年足すと皇紀の年号になります。
例)現在が西暦2015年とすると、2015+660=2675 つまり皇紀2675年
皇紀元年(紀元前660年)に神武天皇が即位したと言われています。その神武天皇の曾々々祖母が天照大神ですので、かなり起源は古いものかと・・・(現在の今上天皇陛下は125代天皇)
新嘗祭は7世紀ころから年中行事として行われたと言われています。実に1,400年弱も続いている事になります。
さて、誰が何をやっているのかというと・・・具体的には、その時代の天皇が宮中で新しい穀物を(主に米)神々に祭って、食べて感謝する日です。(ちなみに天皇はザックリいうと神主界のトップ)
また、全国の神社で神主さんが同様の事を行うお祭りでもあります。意外と全国で行われていますので、お休みの方は神社を覗いてみるのも面白いかもしれません。
祝日は仕事が休みの人も多く、私たち国民は休日を楽しんでいます。・・・ちなみに私もお休みです・・・。
しかし神主さん、そしてその時代の天皇にとっては忙しい日なのですね。実際、天皇や神主さんは我々の代わりに、国民の代わりに五穀豊穣の喜びを神々に祈ってくれているのです。
天皇や神主さんは基本的に国民のために祈るのがお仕事なのです。
しかし現在の天皇陛下は80歳を超えていらっしゃいます。宮中行事はかなり体力がいるとも言われますので、感謝感謝です。
気が向いたら、勤労感謝の日は神社参りを楽しむのも良いかもしれませんね!
※関連日記
・今更だけど休日と祝日の違いって何?? 介護職は知っておこう!(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2015-09-18)
・天皇陛下を考える:介護職のコミュニケーションの考え方(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2015-07-27)
・今さら聞けない、寺と神社は違うの??介護職は知っておこう!(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2015-08-28)
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