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ビッグデータと個人情報の問題点? 映画「ソーシャルネットワーク」のあらすじ [時事・経済]




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今回は前回の情報日記に関連して、いまや日本でも巨大SNSサイトになったfacebookと最近定着してきたビッグデータに触れたいと思います。
 
 
以前の日記でもfacebookを解説しました。前もって言っておくと私はfacebookやビッグデータを批判するつもりはありません。ただ、知っておく事も大事であると言う事です。
 
 
 ● ビッグデータは個人情報の宝庫?  
 
現在facebookを中心とするSNSはビッグデータと言うシステムを活用したマーケッティングをとっています
Facebookは基本的な傾向として実名、顔写真付きとなっている米国のSNSです。日本では当てはまらない事が多いかとも思いますが。
この背景や出来た経緯はソーシャルネットワークと言う映画で触れられていますので解かり易いかもしれません。(脚色はされていますが)

 

 ● 映画「ソーシャルネットワーク」のストーリーあらすじ  

 以下、wikiより引用:

”Facebookの立ち上げから発展を描く回想シーンと、証言録取のために宣誓供述を行う訴訟手続を描く現在進行シーンが、交互に展開されてゆく。

2003年秋。ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグは、ボストン大学に通う恋人のエリカファイナル・クラブ英語版(ハーバード大学の学生秘密結社)や部活動などについて語り合っているうち口論になり、「アンタがモテないのは、おたくナード)だからじゃなくて、性格がサイテーだからよ」と言われてフラれる。怒ったマークはブログに彼女の悪口を書き並べ、さらに腹いせにハーバード大学のコンピュータをハッキングして女子学生の写真を集め、女の子の顔の格付けサイト「Facemash」[4]を立ち上げる。サイトは瞬く間に話題となり、立ち上げから2時間で2万2000アクセスを集め、4時間で大学のサーバーをダウンさせてしまう。

後日、大学の査問委員会に呼び出しを食らったマークは、半年間の保護観察処分を受け、大学中の女子学生の嫌われ者となる。そこへ、ボート部に所属するエリート学生である双子兄弟、キャメロン・ウィンクルヴォスタイラー・ウィンクルヴォスと、その友人のディヴィヤ・ナレンドラに声を掛けられる。3人はマークの優れたプログラミング能力に目を付け、「harvard.eduドメイン」に群がる女性に出会うことを目的としたハーバード大学の学生専用コミュニティサイト「ハーバード・コネクション」の制作協力を依頼する。

これにヒントを得たマークはソーシャル・ネットワーキングサイトの制作を始め、親友のエドゥアルド・サベリンに1000ドルの出資とCFO(最高財務責任者)への就任を頼む。マークはウィンクルボス兄弟らとの接触を避けてサイト制作を進め、2004年初頭、「The Facebook」は誕生する。”
 


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 ● ビッグデータはユーザーの消費傾向を掴んでいる?  
 
SNSでは共通の趣味を持つ友人を繋ぎやすいように一問一答などがあります。多くのユーザーが自らの情報を提供していくようになるのですね。
商品の購入傾向、家族関係や子供・配偶者の有無、交友関係、職種・おおよその所得などを書き込んだり、オープンにするようなシステムでもあります。恐ろしい事に気軽に本人、知人、または子どもの顔までアップロードできるシステムにもなっています。
 
つまり、ユーザーの消費傾向がほぼわかるような構図になっていると言えるでしょう。

しかし、いやらしい言い方をすると・・・そういう意識すらさせずこれほど効率的で狡猾な情報収集の手法はありません。こういった情報収集の信用度はどの程度かと言うと、例えばYoutubeやアマゾンでアカウントを持つ人なら解かり易いでしょうが「あなたへのオススメ」的のトピックはほぼ間違いなく興味があるモノなのですよね。


重要なのはfacebookは少なくとも米国大企業にとっても重要なデータを提供しているという事なのですね。米国との関係についてはいずれ日記で紹介したいと思います。

またSNS内での「通貨」が存在する事は皆さんもご存知の事だと思います。例えばモバゲーやmixi、携帯の課金システムにあたるかと思います。
以前、話題になった携帯ゲームの課金問題にもつながるでしょうか。すでに広義の意味でのビットコインは定着しているわけですね。
 
現代に誕生した新しい世界通貨と言えるでしょうか。しかし、これは以前ユダヤ陰謀論の否定日記で紹介した、一つのワンワールド主義に必然となるのですね。
 
そして主に個人情報問題で「マイナンバー制度」にヒステリックに拒絶する人も、民間のSNSには嬉々として情報提供したりしています正に現代社会の矛盾を描いているように感じますよね。
 
しかし偏向報道も多い中、こういったソーシャルネットワークがメディアに影響を与えているのも事実。
インターネットやSNSが発展した中、これからの情報化社会をしっかり見つめていきたいですね。
 
 

 ● 関連日記  

・SNS・Facebookの危険性? 情報社会のジレンマ (http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2016-03-09

・情報の歪み:情報の3原則って(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2016-02-15

・「おおかみこどもの雨と雪」に見る、語り手・雪の問題は??信頼できない語り手なのか?(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2016-01-13

・「建国の日」、日本は最長の国家??「日本」は何年続いているのか?? (http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2016-02-12

・宮崎駿作品・もののけ姫から見る:スタジオジブリの構成と設定(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2015-12-09

・史上最高の映画:「市民ケーン」とは?・・・米西戦争へと傾いたアメリカの民意(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2015-10-23

・ハリウッドでユダヤ系がなぜ大きくなったのか? 米国映画史を考えてみると・・(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2015-08-22


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don

ぼくはフェイスブックの実名制というのが、どうもなじみません。
個人情報さらして、なんのメリットがあるのでしょう・・・
by don (2016-03-17 12:14) 

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