クリスマスとサンタクロースの由来:サンタクロースは実在した? [時事]
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今回はクリスマスとサンタクロースの由来について。
次回はおすすめのクリスマス映画を紹介したいなと思います。
さて、クリスマスはキリスト教の祝い事ではありますが「キリストのミサ」という意味でクリスマスと呼ばれます。
ちなみにユダヤ教では暦を日没から数えます。なのでユダヤ教の暦を引き継ぐ暦として、正確には12/24の日没から12/25までをクリスマスと呼ぶのですね。
ちなみにクリスマスイヴは12/24の日没から12/25の0時までの事です。はい・・・豆です。
しかし案外、勘違いされていますがクリスマスはキリストの誕生日ではないんですね。
正確にはキリストが、この世に生まれた事をお祝いする日です。
ローマ帝国時代12月25日、というのは冬至でお祝いの日だったのです。
そしてローマ皇帝が冬至を境に昼が徐々に長くなる事を、聖なる光がこれから長くなるという風に考えて太陽神の生誕祭とされていました。
これを4世紀にキリストの生誕祭としたのです。
そして「サンタクロース」は実在するのか?というのが、パパさん、ママさんの中では永遠の悩みだと思います。
サンタクロースのモデルは意外にも、現在のトルコ付近に実在した聖ニコライという方です。
貧しい家庭の娘が身売りされそうなのを哀れんで、ニコライが真夜中に家に訪れて金貨を置いていく。おかげで身売りしなくて済んだと。
そして、ニコライがその時に家に下がっていた靴下に金貨を入れた事や、貧しい人の靴にお金を入れて回っていた事がクリスマスの靴下の由来です。
本当に施しそのものみたいな人ですよね。
つまりサンタクロースは本当に実在したんです。
自分が小さい時に観たクリスマス映画で「3人のゴースト」という作品があります。主演のビル・マーレーが最後に、テレビを観ている私たちに向かって演説するんです。
「クリスマスの意味を知っているか?1年に1度、人に優しくしようとする日なんだ。」という風な事を言います。
つまり、この日は世の中の一人一人がサンタクロースになるんだと言っているんだと思います。大人になってから改めて観ると良い事言ってるなぁと感動しました。
ちなみにイタリアではサンタクロースがプレゼントを持って来ません。
魔女のベフェーナという逸話のキャラクターが、その年の良い子に、持ってくるというもの。
日本は海外の宗教的な感覚が薄いので、何とも言えませんが宗教によってクリスマスももちろん無い事もありますよね。
例えばユダヤ教ではハヌカーと言って、クリスマスとは別の祭事が、行われます。
と、まぁ各国で微妙に違いますが、基本的にアングロサクソン系の影響を受けた国・イギリス、アメリカ、オーストラリアなどはサンタクロースが持ってきます。
日本と違って、クリスマスは多くの国では家族で過ごすイベントなのです。
カップル的イベントが嫌いな私も正直、日本も家族の日だったら良いのに…と、思ったりして…
私は捻くれていますので、クリスマス商戦に乗りたくない!と考えちゃうのですよね。
とは言え、やっぱり子供がいるとそういうワケにもいきませんねぇ…
なんだかんだ今年も家族でクリスマスを楽しむ予定です。ホームアローンでも観ながら…
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