年金は積立てしているわけではない!?・・・現在の年金は、なぜ積み立て方式ではないのか? [介護・福祉]
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年金のシステムはご存知でしょうか?
特にサラリーマンの方を中心に、支払われている方も多いと思います。
支払われている年金、
貯金のように積立てている訳ではありません。
基本的に支払われているお金は、
年金として、そのままお年寄りさんに支払われているんですね
賦課方式と呼ばれますが
ややこしい事に積立金も持っているんですね
先に上で「基本的にそのままお年寄りさんに支払われている」と
言いましたので、どうして積立金があるのか?と思われるかもしれません。
以前は積み立て方式だったのです。
簡単に言うと、積立て方式とは
支払った年金料を貯金のように貯めておいて
貯金分から年金を受給するというものです。
かなり分かりやすいシステムですよね
しかし
積み立て方式は1970年代に
現在の賦課方式へ移行するように舵を切ることになります。
なぜ、積み立て方式のままではなかったのか?
政治的な要因もありますが
ここでは経済学的に観た要因を紹介します。
参考日記
→(http://forest-jiji-daiary.blog.so-net.ne.jp/2015-09-08-1)
さて、70年代は今では考えられない経済成長期でした。
当時はインフレでお金の価値が下がり、
物価が上がっていました。
現在からすると考えられないですよね?
1960年から1970年まで
インフレ率は平均4・5%程度でした
例)
インフレ率5%とすると
100万円というお金の価値が
来年には95万円の価値になるのです。
つまり、お金の価値が下がるなら
今のうちに物に換えておこう!
と、意識しなくても社会全体の流れになっていくと言う事です。
買いが殺到するので、
物の価格が上がるというメカニズムになると言う事です。
さて、わかりやすいように少し極端に考えて見ましょう
年金が始まった当初は
掛け金の100円の積み立て方式でした。
(ちなみに私の母の幼少時、お小遣いは5円だったそうです)
12ヶ月分でも1200円、10年間でも12,000円
現在まで年金料が変わっていなかったら
ゾッとしますよね
(もちろん、その前に変えたわけですが)
経済状況は短期的な見通しならともかく
長・中期的な見通しは本当に難しいのですね。
特にインフレ率の見通しは難しいです。
積み立て方式のデメリットという事ですね。
こうして賦課方式に舵を切っていったと言う事だったのです。
年金問題は難しい問題ですね。
また、次の機会に年金について触れたいと思います。
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おはようございます。
年金はもう貰って居りますが私の場合は70歳まで掛けて居りました、(働いていたんです)やっと退職できたので100%年金生活に今年から入りました、贅沢さえしなければ十分だと思います、あと何年生きれるかは分かりませんが掛けた分元取れないかもしれません。
by 馬爺 (2015-09-12 07:33)
ご訪問有難うございます。
80ですが未だ仕事を戴いています。
年金も戴いています。
僅かですが・・・。
by lamer (2015-09-14 00:35)
>>lamer さん
素晴らしいですね!
私も生涯現役を目指そうと思っています!
しかい、私は根性なしなので私はそこまでの元気がないかもしれません・・・
by フォレスト (2015-09-14 00:50)
年金制度、考えれば考える程、皆に必要なのかなあと疑問です。
公的扶助として存在するだけで良いような。
といくら言っても、多数は福祉社会を望んでいるわけか。
老後の夢は、年金を使わずにどこまで生きられるかです(^^;)
ところで、みうめにお言葉を賜りありがとうございます。
天然農園の隅に埋葬したので、畑に出掛ける度にしゃべっております。
ブログ訪問や更新、再開しました。
またよろしくお願いします。
by ojioji (2015-09-25 02:12)
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by cabelas (2020-06-06 12:09)